支援内容

感覚統合の理論を
大切にしています

トリニティでは、感覚統合の理論をもとに療育を行なっています。
感覚統合とは、たくさんの感覚を整理する脳の機能のことです。
自分の体を動かす、道具を使う、人とコミュニケーションを取るなど、私たちは、無意識に周りの環境とうまくかかわっています。そのようなことがなぜ無意識にうまくやれるかというと、脳に入ってくるいろいろな感覚を、必要なものだけに整理したりまとめたりすること(感覚統合)がうまくいっているためです。

感覚統合は積み木を積み上げるように発達します。読み書きや言葉の遅れ、手先の器用さなどの問題は、ピラミッドの上の方の問題です。その問題に対応するためには、その土台になっている感覚の部分へのアプローチが最も重要になります

トリニティでは、それぞれの感覚にアプローチできる遊びプログラムは何か、それぞれの遊びではどのような効果が得られるのかの双方から考え、各々のお子様に対応できるようにしています。

NC Programme

評価方法

トリニティでは、NCプログラム(認知・言語促進プログラム)を用いて評価を行なっています。
NCプログラムは、10項目の領域(1.視覚操作、2.言語理解、3.言語表出、4.記名<視覚>、5.記名<聴覚>、6.読字、7.書字、8.数、9.微細運動、10.粗大運動)に分けられています。
それぞれに対して評価方法が決められており、それに沿って評価します。

評価により、お子様の特性(得意な点、不得意な点)を把握し、特性に合わせたプログラム(遊びを用いた活動)を行っていきます。

利用開始後、当事業所に慣れて頂いた頃に初回の評価を行っていきます。その後は、モニタリング(6カ月毎)のタイミングで評価を行い、発達状況を把握しながら個別支援計画や専門的支援実施計画を作成します。

作成後は、個別の支援会議を行い職員間で情報・方針を共有し療育へ繋げます。

Schedule

1日の流れ

午前の部
  • 8:45〜 迎えの送迎
  • 9:30〜11:30 療育の時間(集団・個別での活動)
  • 11:30〜 送りの送迎(保育園・幼稚園の給食の時間に合わせて出発)
午後の部
  • 13:30〜 迎えの送迎
  • 14:15〜16:15 療育の時間(集団・個別での活動)
  • 16:15〜 送りの送迎